今年の秋田は雪少ないな

12月30日から1月2日、つまり今日まで秋田のおばあちゃんちに帰省。途中に通った高速らへんでけっこうな量の雪に見舞われる。秋田は30日らへんから大雪になると天気予報で言ってたし、予期はしていた。なんとなく期待もしていた。大規模な自然現象は好きだ。台風も好きだし、今回のような大雪も好きだ。祭りの前にむくむくと鎌首をもたげはじめる期待感と同じような思いが、そこにはある。でもおばあちゃんちに近づくにつれて雪は弱くなってしまった。残念だった。到着時刻は午後7時ぐらいだったろうか。夕方過ぎだったように思う。いとこ家族は既に到着し、くつろいでいたようだった。荷物の運び込みや挨拶も滞りなく終了して夕食。いつ来ても思うが、飯がうまい。納豆汁マジうめえ。帰省中に何度すすったことか。食事といったら鮭の切り身もうまかった。煮物もなかなか。元日、今日の朝食にわたって出たおしるこもうめえのなんの。あんこが脳がとろけるほど絶妙な甘さを濃厚に表現していた。甘すぎるんじゃないけど書き残したくなるぐらいには素敵だった。数の子にも生まれて初めて手をつけてみた。なんか、かすかなしょっぱさと卵を噛み潰したときのプチプチ感が、まあなんともはや、うますぎて失神するわきゃあないけど、好印象を持った。やはりおばあちゃんちのご飯はうまい。なんであろうと。お袋の味ってやつだろうか。おばあちゃんちに行ったときの楽しみの一つがご飯になるくらいなのだから、僕の中ではおばあちゃんちのご飯のうまさは上位に入る。いやーうまかった。お酒も飲んだ。初チャレンジだった。大人がいたのにもかかわらずだ。カロリーオフのチューハイみたいなやつを従兄妹に勧められて飲む。薦められては仕方がないよのう。勇んで飲む。・・・炭酸強めのファンタみたいな感じ。そんなにお酒お酒はしてなかった。酔ったかどうかは分からなかった。そのあと親戚の人たちとトランプなぞをしていたけれど、気分がアルコール摂取前よりも高揚していたようには思う。それまで従兄妹やら親戚やらとはよそよそしい接し方しかしていなかったのだが、少し素になってばば抜きやらじじ抜きやらを楽しめたように覚えている。ちなみにこれは昨日、つまり元日のことだ。お正月に初アルコールとはめでたい。自分のことながらよくやったもんだなあとか思う。親も僕が酒を飲んでいる際もただただ笑っていたようだからお咎めはないようだ。いいのかそれで。

そんなこんなで帰ってきたら、あの子からの年賀状が届いていた。うれしすぎて顔が全力でにやけてしまった。それを全力で抑えようと試みたが、僕の顔面筋肉はほくそえむときだけは力強くなる。はたから見たらめちゃくちゃキモかっただろう。うれしかっんだからしょうがない。すぐ返事を書かねばと思って机に向かおうとするが、つい他のしなくてもいいようなことに着手してしまう。怖気づいているようだ。かっこわるい。去年は部活の女子全員にアポ無しで年賀状を送るなんて無茶をやらかしたくせに、ここでびびる。そもそもアポ無ってけっこうまずくないかなーと思いながらも、さっさと返事を書くことにして、他にもきていた友人からの年賀状への返事とともにずばずば書き進める。僕は年賀状は来た人にだけ送る主義だ。怠慢だ。

ああ、そうだった。あけましてオメデタ。