宿題に追われる。僕は逃げたりせずに避ける。逃げじゃない。

多くのことを考えるのはたいてい授業時間である。出題された問への解答を考えることも気が向いたらするが、基本的には余計なことを考える。授業時間とはいっても退屈な教科の授業においてのみである。興味のある教科や興味のある内容解説であったら、心して傾聴する。僕の場合では国語がそれである。数学の授業は、先生によっては睡眠時間に当てることもあれば問いに悩む時間にしたりと、態度を二転三転する。先生によらず、わけ隔てなく学ぶ姿勢こそ培うべきであるとは思うが、睡眠を誘う声質の先生というのもいるのだ。どんな声質かというと平坦で緩急のないX軸みたいな、言ってしまえばつまらない音のことを指している。ただただ響きがつまらなく、聞いてるだけで眠くなり、腹のそこから飽き飽きな、平凡凡庸極まった、聴く気をこそぐ睡魔のささやき。録音してiPodに入れて寝る前に聞いたらぐっすり安眠できそうな素敵ボイスなので、数学の授業に非常に不似合いなのです。授業中、気持ちよく眠る手助けを何度してもらったか分かりません。今日もお世話になっちゃいました。先生ありがとう。(生徒に解答を述べさせない、答えさせないのも眠気を誘う一要因だと思う)

部活は今日もあった。同学年の部員が休んだために少し僕の仕事が増えた。上に立つような人間じゃないのに。横からトップに忠告まがいのツッコミをするスタンスが好きなのに。秘書的役割、裏方役割が一番性にあってると思う。自分がそう思うのと、実際役立っているかは別だけど。まあいいか。滞りなく大きなミスなくなかなか楽しく曲がりなりにも部活できたのだし。肝心の射形、的中ともに低迷気味なのが辛い。▼女子男子の隔てなく和気あいあいと活動できるのは素敵だ。ついでにあの子ともっと親密になりたい。