笑顔と挨拶と心遣いと

▽ちょっと他の人のブログに影響されて記号を使ってみる。この記号は文章を区切って書きやすくする役割と、読みやすくする役割を担っている。これは箇条書きの一種みたいなものだが、箇条書きそのものとは少し違う。これは場面の切り替わりを明確にするのに都合がよい。記号一つでシーン一つのまとまりを作る。シーンごとに分割されているから脳内補完が容易になったりする。何はともあれ分かりやすい。たまにフィーリングで「▽」と「▼」を使い分けてみようかと思う。試しにしばらく使ってみよう。▼先日冬期講習が終わった。冬休みもそろそろ終わりだ。今まで講習があった午前中が空いたので、部活が9時からになった。土曜日はいつだって9時から開始なので違和感はない。いつもどおりだ。天気は雨。朝から湿っぽい。案の定というべきか休む人が多い。何かの行事を休む理由は風邪がオーソドックスだ。今回も例に漏れず風邪とか具合が悪いといった理由が大半だった。▽自己管理は大事だぜ、体は丁寧に扱え、と思った。▼僕は部活内中間管理職なので上司が休むと仕事が増える。人を動かす仕事が主だ。後輩にいろいろ命令したりお願いしたり。▽そういうのはあまり好きじゃない。不得意極まりない。大抵のことは自分だけで片付けたがる。でも僕の体は一つ。背負いきれない荷物は代わりに背負ってもらわなくてはならない。世話になる、ということを受け入れることが僕にとっては成長の一つであるなあと感じた。▼仕事が増えた影響で部員との接触が増した。お願いしたりお願いされたり。頼ったり頼られたり。頼るのは無責任で好きじゃないが、頼られるのは好きだ。▽いささか自分勝手であるとは思うし、相手のことを思うのであれば必要以上に干渉しないのも大切だ。▼今日は室内での練習なので巻き藁という的の代わりになるものに向かって弓を引き矢を放つ。2年生、1年生ともに休みだらけだったので、巻き藁をする人も少なめだった。サボっている人がいたわけではなくいつもに比べて人が少なかったということだ。巻き藁をしている後輩に指導をする。弓道では弓を引く姿を見て指導をする。射の形の良いところや悪いところを指摘してそれを直すための手助けとするのだ。今日登校してきている後輩はみな体力・筋力・精神面・態度・射形が平均以上なやつらだったので、それぞれの抱えている問題点も難易度が平均以上だった。一筋縄ではいかない。学ぶことのほうが教えることのできることよりも多い気がする。それでも1年先に生まれたものとして、気張りすぎずかつ自己満足にならぬよう、言えることは言って悩めることは悩んでみる。ここが弓道の醍醐味であるように僕は思う。▼まあ部活は部活。辛いだけでは得るものだって少ない。部員と楽しんだり笑ったり、笑わせたり笑ってくれたり。心地よさとか楽しさはほどほどだったけど、少ないとは違う。ちょうど良い暖かさと愛しさを内包した空気が、部活中の教室に満ちていた気もする。失くしたくないものに宿る「こころ」みたいなものを感じた。▽青春のこたつみたいな。ああよく分からない。▼女子と喋るとやはり楽しく心地よく救われる。喋るってほど厚みはないけど、温いくらいには心を感じた。もっと浅はかに会話を楽しめるだけ楽しんで堪能したほうがよいかなーと思った。女子に限らず友人、後輩、先輩、クラスメイトetc・・・と。▼憧れの彼女とは朝出会って挨拶を交わしたり部活中にも適度に笑いあったりできた、はず、なんだけど、勘違いかな。もどかしい。そろそろだいぶ、かなり、すこぶる、いや、ほぼ確実に。好き、なのかも、しれない。笑ったときの彼女の表情がすきすぎる。いくらなんでもかわいすぎる。もう卒業まで日はない。一年だ。部活終了までにはさらに日がない。半年だ。焦る。しゃっきりしろ。▽彼女の笑顔。楽しげな声。五感で感じるやわらかさ。全て心に刻みたい。▼書き終えて思う。俺キモイなぁ。