己のボキャ貧を嘆く水曜日

▼昨日の夜はイヤホンを耳につけたまま寝てしまっていたらしい。「フェイク」に聞きほれてしまっていた。音楽を聴きながら寝てしまうなんてのは日常茶飯事であるので特に問題はない。悪習であるかもしれないなどとは思わない。▽本当は少し思う。▼今日は特に問題なし。と言いたいところだが体育の時間にやったバスケで、己の運動神経とそれに関連したもろもろの神経が平均以下であることを思い知らされたりした。相手にボールをプレゼントしてしまうあたり、それ以上に巨大な問題が立ちはだかっている気もする。状況観察力が欲しい。あと身長。僕はダックスフンドのごときに胴よりな人間だ。将来背骨がつぶれてちっちゃいおじさんになってしまうだろう。いやだなあ。▼最近「すごい」とか「超」といった強調語をやたら使うようになっている。リアクションもレスポンスも一単語であることが増えた。「やばい」とか頻出してる。会話への恐怖がこんなところで新たな問題の引き金になっていた。まじやばくない?▼部活ではなぞなぞが流行っているようだった。仕入れているのは女子の方。仕入先はアイキュウなサプリだとか言っていただろうか。▽難しい。存外難しい。頭がいつのまにやら石化していたようだ。▼少し会話の仕方みたいなのが分かった。むしろ思い出したと言うべきか。部活で先輩がいたころは、間抜けなことをひたすら淡々と言っていた。いまは面白い後輩に遠慮していたみたいだ。あのときのように間抜けにいくことにした。道化ではない。言ってる自分も楽しいのだから。▽言い訳じゃない、はずだ。▼なんか意識してないのに女子と密着した。なぞなぞの答えあわせをした際にだ。別にそれほど深い感情をもって接していた女子ではなかったが、何事かと思って少しびびる。近くないですか、とか言ってみる。相手が身を離したかどうかは覚えてない。謎が解けてハイになっていたからかもしれない。たとえ気はなくても、なんか無性に興奮する。思い出したらなんだか妙な気分になってきた。何なの俺。▼女子ともっと話したいとか思うのだけどやっぱきもいですか。ダメですか。でもやるよ。頑張るよ。▼「▼」使いすぎかもしれない。論理的でありたいと思うのなら使いすぎるのはよくないのだろう。文章を書く上での怠慢だ。でももうしばらくは使いたい。