嘘とメタにすがりつき

今日も今日とて他人事。自分のことであるのに全然そんなことないみたいに生活してちっとも楽しめない。当事者になりたくないわけじゃない。自分勝手にやってみたいとか思ってる。いやいや。多分これは嘘だ。自分勝手にやりたいとか思ってない。そう思えって自分に命令してるだけだ。やりたいことじゃない。やっておかねばならないことなんだ、って自分に指示してる。より良い自分のためにやっておけって言い聞かせてる。明日のために、未来のためにやっておけって腹の底らへんで叫んでる。どっちかって言うと頭の中か。中心かな。叫ぶって言うか打ち鳴らすかな。もっと言うなら何度もなぞって刻み付けるって感じになるかな。少しずつ核心に近づいてる。この調子でいけばいつかたどり着けるかな。どこに。どこに?どこだろうか。僕、じゃなくて俺の立ち位置を俺自身は分かっているつもりなんだ。なんたって立ち位置を把握するために俺は俺を客観し続けているんだ。でもこれも嘘かもしれない。寂しいのを紛らそうとして自分と会話し続けている。それを分かってしまいたくないから、自分に嘘をつく。客観はより良き明日のため。ばかみてえ。嫌われるのが怖いのさ。相手にされないのが嫌で嫌で。んなこと思っているうちにこんな辺境の思考領域にきちゃったみたいだ。はーあ。溜め息ついて人の気を引いてみたりする。ちゃんと言葉にしてくれよ。我ながら頑固だな。いや、ただの臆病もんか。誰か俺をぶん殴ってくれないかな。それか抱きしめてくれえ。そしたら氷解するかもよ。あほか。自分のことは自分でやりましょう。