20話
ネタバレします。
キューちゃんならぬキューブちゃん登場。強化型サッチーの初舞台でありながら新種マトンが出てきてしまっては、せっかくのりりしいサッチーが目立たないじゃないか。
ヤサコはカンナの代弁で告白、自分の告白で二度もハラケンに好き好き言う羽目に。
ハラケン・カンナの両思いが、片方が幻影であったとしても成立してしまうところを目の前で見せ付けられて、挙句の果てに告白のお手伝いとはヤサコの心中お察しします。
でもついにハラケンに告白できたヤサコはどこか吹っ切れた表情をしていて、ああそういえばこれ小学生の話だったなあと思わされるのでした。
おばちゃんの過去回想がさくさく流れていってしまったのは残念だった。
でも、ストーリーを進める為には過去回想を綿密に描いている時間はなかったんだろうな。
トミタケ三号改めダブルスパイの猫目さんが世界がどうのと言い出したのはびっくりだ。
なんかこの超展開には見覚えがあるんだけど他作品のネタバレになるので書けません。
最初のうわさでオカルトめいた話が出てきて、この話はどうまとまっていくのだろうかとしなくてもいい心配をしてしまった。Cドメインについてもよく分からない。文明を発展させていって出来あがった電脳空間が、それまで霊界とか言われてきた別次元とつながっちゃった、なんてわけじゃないだろうしなあ。やっぱ人格のデータ化によるなんやかやなんだろうか。
そういや「電脳コイル」について説明されましたね。病名だったとは驚きだ。現象名だった。さらに驚きだ。
ダイチ一派を含む学校メンツがぜんぜん出てこないが、最後にクラスで楽しそうにしてる場面が出てきて終わりだったら嫌だなあ。
今回のレーザー戦は見ててニヤニヤしてしまった。すごいなあ。
というかEDに入るといつもニヤニヤしてしまうのはなぜなんだろうか。
来週も楽しいのだろうなあと言う見通しが立てられるが故のニヤニヤであるなら、
EDに入ってニヤニヤできるアニメやドラマにはワクワク感が潜んでるともいえるなあ。
終わってしまうのが惜しまれて、終わった後を思うと寂しくなる作品はこれで何個目だろうか。
いつまでも作品の空気に浸っていたいと願うのはよわっちいオタクの性なのか。
でもしばらく経つとなんてことなくなってしまうのもまた寂しい。
いま精一杯作品世界を堪能しておくのがいいのだろうな。
懐かしむのは全力で走り去ってからでも遅くないはずだ。
つーわけで来週に期待。この始まるまでの高揚もまた楽しさの一つだ。