読めといわれる空気は文脈のことだった

空気を読めとは背景を読めということだったのだ。文脈を読めということだったのだ。
その発想はあったがいまいち分からなかった。これまでは。
やっと少し分かってきたぜ。その語られない心情ってやつを。
漫才師は笑ってはいけない。ゲームクリエイターはゲームを楽しんではいけない。いや、ゲーム以外の楽しさを知る必要があるというべきか。
冷静になりたければあたふたするのだ。クールだと思われたければ腹の底で慌てていろ。
真の世界は空気にあったのだ。真実は寡黙なのだ。
でもたまにいるんだな。背景すらも語る人が。でもそれはいい人なんだな。きっとそうなんだな。
断定はしない。寡黙だから。