夢と現実の混濁

日曜日のことであるが、朝っぱらから惰眠をむさぼっていた。
覚醒と半覚醒の間で夢と現実をうろうろとしていた。
夢の中の舞台は自分の家の中。今寝ている布団がある家の中である。
夢の内容はゾンビが出てきて家族で協力して戦って生き残る、みたいなありきたりなものだった。
いい加減惰眠をむさぼるのにも飽き、気を引き締め自らを覚醒状態に引っ張りあげた。
だがそこで違和感を覚えることとなる。
夢の中の舞台は自分の家。そして目が覚めて僕がいるのも自分の家。
妙な感覚に陥る。
部屋の壁を見て思い出される思い出が、ない。
家の中を見回して思い出される思い出が、夢の中のそれなのだ。
訳が分からなかった。夢から覚めているのに夢心地。
決していい意味じゃない。不可解さと奇怪さと、そう感じる自意識への気持ち悪さが蠢いて、泣きそうになった吐きそうになった死にたくなった寂しくなった悲しくなった不安になった駄目かと思った。
今でこそ夢の内容を引きずっていたのだともいえるが、そのときは必死になって自分の思い出を漁った。
今と昔をリンクさせる為、夢の中の世界観を払拭する為に、苦悩し続けた。
今だって少し気持ち悪い。
最悪の日曜朝に初めて自分が生まれたかのような感覚がいまでもあって、恐怖と不安が蘇っては消え、また押し寄せる。
あの朝に自分の記憶が捏造されたのではないかという不安が脳にこびりつき、幼い頃に見た悪夢と同じようにしていつまでも僕を苦しめるのだ。
何をそれほどに恐怖しているのか。
自身が狂う可能性に、である。

なぜこのような目に遭うことになったのか。
単なる考えすぎだと一蹴してしまうには、僕個人としては納得しきれない。
むりやり理由をつけるならば、今を主観的に生きられていないからだと言えるだろう。
テキトーに生きている自分の体に精神的な拒否反応が出たのだ。
そう思い込んで何とか自己を安定させている。

再び悪夢を見てそれに囚われるようなことがあったら・・・
とてもまともじゃいられない。



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